アーティファクトによるアーティファクトのための
マジック・ザ・ギャザリング(4)


さて予告通り、限定構築のお話です。
そもそも限定構築とはなにか。
現在、多くのエキスパンション(以下EX)がリリースされています。 古くは「アラビアン・ナイト」から、最近ですと今月発売したばかりの「ミラディン」など。 (ところで、今回の文章を書くのにEXを調べてたら、私が最後に触れた「オデッセイ」から、 ミラディンも含めると6つものEXがリリースされてました。 なんだか長い時間を感じずにはいられませんでした。) で、限定構築ではある1つのEXからのみカードを選んでデッキを作ります。
たとえば私が「ウルザス・レガシー」で作る事になったとしましょう。 そうすると、レガシーで登場したカードしか使えないのです。 過去のEXで出ていて今回再登場した、というカードはもちろん使えます。 基本地形は例外ですが、特殊地形はもちろん、全てのカードは1つのEXからしか使えないのです。
さて、それでですね。だいぶ前のお話になっちゃうんですが、 仲間内で「限定構築デッキでリーグ戦をやろう」というはなしになりまして。 「アラビアンナイト」から「6版」「7版」などもひとつのEXとし、「アポカリプス」まで。 先に結果をお話しちゃうと主催者の都合で結局リーグ戦はできませんでした。 でもデュエル自体はなんどかできました。なかなか楽しかったです。
さて、私はどこのEXでデッキを作ったのでしょう。
それは「アンティキティ(以下AQ)」です。どこ?初めこのEX聞いたとき分かりませんでした。 いつの?調べてみると・・・うわ、古!なんと「アラビアンナイト」の次のEX! そんなの使いこなせるのかヨ?とか思いましたが意外と楽でした。というのも、このEX、 正にアーティファクトのアーティファクトによるアーティファクトのためのEXだったのです。 アーティファクトの種類は全EX中最大の44種(逆に色カードは全部で49種+特殊地形が6種)。 要するにアーティファクトがメインになるのです。
というわけで、リストを探して作ってみました。 ちなみに、本物のカードなど用意できるわけが無いのでほとんどがプロキシ(仮カード)です。 まあ、他の人もほとんどプロキシで構成されてましたが(苦笑)。 さて、今回はリストなんか載せちゃったりますよ。

AQは日本語訳版がリリースされていないので 日本語訳が後のEXで再登場したもの以外は英語のままです。 簡単に説明するとクリーチャーデッキです。殴り勝つデッキです。

カード名種類マナコスト枚数
簡単な説明
Drafna's Restorationソーサリー2枚
対象のプレーヤーの墓地のアーティファクトをあなたが好きな数だけ選び、
好きな順番でそのプレーヤーのライブラリーの上におく
ハーキルの召還術インスタント青@2枚
対象のプレーヤーがオーナーである
場のアーティファクト全てをそのプレーヤーの手札に戻す
Power Artifactエンチャント青青2枚
このアーティファクトの能力の起動コストがAだけ減る
Reconstructionソーサリー3枚
あなたの墓地のアーティファクトを1枚だけ手札に戻す
Transmute Artifactソーサリー青青3枚
アーティファクトを1つ生贄に捧げる:
あなたのライブラリーから新たにアーティファクトを1枚場に出す。
もし出したカードのマナコストが生贄に捧げたそれより高いなら
差分のコストを払うか生贄に捧げる。このあとライブラリーをきる。
Priest of Ygwmothクレリックの召還(1/2)黒@3枚
(T):アーティファクトを1つ生贄に捧げる
生贄に捧げたアーティファクトのマナコストに等しい黒マナを加える
ヨーグモスの悪魔デーモンの召還(6/6)黒黒C2枚
飛行、先制攻撃
あなたのアップキープ時、あなたがアーティファクトを一個生贄に捧げない場合、
ヨーグモスの悪魔をタップしあなたに2点のダメージを与える
Candelabra of Tawnosアーティファクト@2枚
(X)(T):土地をX枚アンタップする
粘土像アーティファクト・クリーチャー(3/1)C3枚
A:再生
機械仕掛けの鳥アーティファクト・クリーチャー(0/4)D2枚
場に出たとき(+1/+0)カウンターを4個おく。
これが戦闘に参加したあと、カウンターを一個取り除く。
(X)(T):この上に(+1/+0)カウンターをX個おく。ただし5個以上は不可。
これはあなたのアップキープ時のみプレイできる。
サルディアの巨像アーティファクト・クリーチャー(9/9)H2枚
トランプル。アンタップフェイズにアンタップしない。
H:これをアンタップする。これはアップキープ時にしかプレイできない。
フェルドンの杖アーティファクト@1枚
(T):これをゲームから取り除く
あなたの墓地のカードを全てライブラリーにもどして切りなおす。
象牙の塔アーティファクト@2枚
あなたのアップキープ開始時、
あなたの手札4枚を上回る1枚につき1点のライフを得る。
ジェイラム秘本アーティファクト@3枚
(2)(T):1ドロー、1ディスカード
Onuleアーティファクト・クリーチャー(2/2)B2枚
これが場から墓地に置かれたときあなたは2点のライフを得る
羽ばたき飛行機械アーティファクト・クリーチャー(0/2)2枚
飛行
テトラバスアーティファクト・クリーチャー(1/1)E2枚
飛行。場に出たとき(+1/+1)カウンターを3個置く
あなたのアップキープ時このカウンターを取り除いたり乗せてもよい。
取り除かれたカウンターは1/1テトラバス・トークンとしてあつかう。これは飛行をもつ。
このトークンはテトラバスとエンチャントを共有したり、
このトークンにエンチャントをつけることはできない。
トリスケリオンアーティファクト・クリーチャー(1/1)E3枚
場に出たとき(+1/+1)カウンターを3個置く
カウンターを一個取り除く:
対象のクリーチャー1体かプレーヤー一人に1点のダメージを与える
ヨーティアの兵アーティファクト・クリーチャー(1/4)B2枚
攻撃に参加してもタップしない
Mishra's Workshop土地 -3枚
(T):アーティファクト呪文に使うときのみB加える
島:9枚沼:6枚計:62枚

序盤は低コストなアーティファクトクリーチャー(以下AC)を使います。 クリーチャーメイン、といってもメインはACになります。 そして、このデッキのメインアタッカーはヨーグモスの悪魔とサルディアの巨像です。 圧倒的なパワーとタフネスで一騎当千の働きをしてくれる…はずなんですが、 いかんせん両者ともクセ物でして。 悪魔はアーティファクトをエサにやらないと怒って動かないだけでなく、こっちを攻撃してきます。 そこで、低コストなアーティファクトクリーチャーやテトラバス・トークンをエサにやります。 また、巨像は召喚自体はミシュラのワークショップでなんとかなるんですが、 一回倒すと起こすのにコストが非常にかかります。 そこで、トランスミュートアーティファクトなどで、いっそのこと使い捨てにしてしまうのも手です。 別のアーティファクトや新しい巨像を出すもよし、ヨーグモスの僧侶で黒マナ変換して悪魔を呼ぶもよし。 トリスケリオンは、プレーヤーなどにダイレクトに攻撃が出来るので非常に便利です。 コイツのカウンターを使っての攻撃は「ロケットパンチ」と呼ばれています(笑)。 とにかく、アーティファクトをまわしていくデッキです。

実はもうひとつ、「終末の時計」や「呪われた拷問台」「拷問台」などを使った 長期戦なデッキも作ってみたんですが、私の趣味に合わないのでほとんど使いませんでした。 まず、長期戦になるのが私はイヤだ!(なら作るなよ) 次に、テクニカルなデッキは苦手なのです。やっぱりクリーチャーで戦う方が好きです (クリーチャーデッキがテクニカルでない、という意味ではありません)。

といった感じでデッキ紹介でした。
もう最近はギャザやってないんですけど、こういう文章書いてて、 書くためにカード探したりしてると、仲間内でデュエルしてた頃をちょっと懐かしく思いました。

2003/10/10

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