恐怖!セイカクハンテンタケ!

(C)1996 leaf


痕は96年に発売したパソコン用ゲームソフトです。 最近ではよく見られるそうになった画面全体に画像と文字を表示させる、いわゆる ビジュアルノベルの先駆けとなったゲームです。なお、このゲームは18禁です。 小さなお友達は購入できません。ご注意。
ところで、「痕」って、本当はこれ一文字では「きずあと」と読みません。いわゆる当て字ですね。 ちなみに開発元のリーフと聞くと「To Heart」も有名ですが、 この痕と、ノベルシリーズの前作「雫」も、忘れてはいけません (あと初期作の、フィルスノーンと、DR2雀鬼も)。
さて、ストーリーですが、主人公の柏木耕一が親戚の、と言うか本家の柏木家へと 夏休みを利用してやって来るところから始まります。夏の終わりの平和な田舎町。 しかし突如おこる猟奇殺人事件にのどかな町の風景は一変。 そして、耕一の身に起こる不思議な変化。毎晩見る夢。 やがて、柏木家の四姉妹や、周りの人をもまきこんで、展開する事件。 事件の発端は意外なところから展開し、収束していく事になる。
と言うわけで、痕です。もう、大好きです、このゲーム。 柏木家の四姉妹は本当にイイ。と言うわけで四姉妹の紹介〜。
まず、長女の千鶴さん。作中でも耕一がさん付けなので、こっちもさん付けしてしまいます。 実際、私や耕一より年上なんですが… (でもそれは、初プレイの時の事。いつのまにか私の方が年上になっちゃいました…。 でも千鶴さんはやっぱりさんずけです・笑)。でも、年上と思わせない、おっとりしていて、 天然ボケなところがイイです。でも、ちゃんと長女として、妹達をしっかりまとめています。 しっかりまとめているが故、これまでの辛い事を表に出さず、出せずにいたのですが…。 ちなみにこの人、怒ると恐いです。
続いて次女の梓。男勝りの乱暴でがさつですが、料理がうまく、家庭的な面も持っています。 普段が普段なだけに、時折見せる弱い一面にはクラッと来ちゃったりして。 耕一の前で見せる、そんな乱暴な面も彼を思う気持ちの裏返しだったり。
三女の楓は梓とは正反対で大人しく、そして、ミステリアスな少女です。 物静かで、なかなか話をしてくれたりしませんが、耕一を思う気持ちは姉妹の中でも一番強いと思います。 その理由は作品中で明かされます。ちなみに私としては四姉妹の中で彼女が一番好きです。
末っ子の初音ちゃんは実にいい娘です。何か、理想の妹って感じでしょうか。 器量良し、性格良し、ルックス良し、と3拍子そろってます。
先ほどの解説の通り、ストーリーはダーク系、かなりきつい話です。 でも、そんな話だからこそくっきりと見える、耕一と四姉妹の心の絆。 ゲームはマルチエンディングで、選択によって、エンディングが変わります。 私が一番好きというか、印象に残っているのが千鶴さんのトゥルーエンド。 内容的にはバッドエンドに近い内容なんですが、涙せずにはいられないと言うか…。 別にバッドエンドが好きという訳ではないです。 とにかく、トゥルーの方を見てからハッピーエンドを見ると感動もひとしお (ハッピーエンドに行く条件にトゥルーを見る事が条件なんですが)。
マルチストーリーなんで、全てのシナリオを一つにまとめると、ちょっと かみ合わない所なんかも出てきたりもしますが、いい話です。 おまけシナリオも面白いです。「柏木家の食卓」は必見。 win98対応の廉価版も発売されましたし、少し前にはイラストを一新したリメイク版も発売されました。 これは一度プレイする事をおすすめします。

2001/12/22 2005/02/20追記

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