とびかげの謎は宇宙の謎よりも深し
突撃!パッパラ隊!!

©松沢夏樹/エニックス


中学のころかなりはまってた私の好きなギャグマンガです。 少年ガンガンにて創刊号から連載されており、18巻にて完結しました。
ストーリーは、地獄の前線基地「パッパラ隊」(ふざけた名前ですね、軍のクセに・笑。 ちなみに本国の名称は「スットン共和国」国からしてふざけてます・笑。)に死神と称される水島がやってくるところから 話は始まります。死神と呼ばれる所以は、彼は徹甲弾を食らっても傷一つ負わない身体だから。 確かに前線基地だけあって敵の攻撃は激しいのですが、しかし その敵の攻撃もそうしょっちゅう来るわけじゃないので、主に隊員達のギャグな日常が主な話です。 そんな敵の攻撃も何時の頃からかおざなりになり、忘れた頃にいきなり敵国が崩壊。 んで、さらにいきなり新たな敵国が現れます。でも、戦時中という緊張感は欠片もなく、 ついには軍隊であった事すらもほぼ忘れ去られる始末。 最終的には隊もなくなりいきなり「アカデミー」になっちゃいます。 しかも、さっきまでの敵国と協力して。実に訳のわからんお話です。
このマンガ、大好きなんですけど、後半になるにつれ、どうも、息切れしていく様子があります。 さっきも言いましたが、元は軍隊が舞台でしたが、軍隊と言う事が忘れられるにつれ、 氏の画風もだんだん変わってきました。だんだん、アニメチックな絵に変わっていきました。 新キャラも女性キャラばかり。最近よくある「美少女系」なマンガになっていった感じがありました。 それでも、まだ面白かったんですが、10巻辺りからネタもワンパターンになってきて、 最後の「恐怖の大王」ネタの頃にはしつこいからもういい、と言う感じになってしまいました。 実はまだ最終巻、見てません。一応大団円で終わったようですが…。
ちなみにこの流れは同時に「Gファンタジー」で連載していた氏のマンガでも見られました。 「勇者はツライよ」のころはまだ良かったんですが、「魔女ッ子戦隊パステリオン」 (あー、書くのヤなタイトル…)になるとタイトルどおり、女の子がギュウギュウに出てくるマンガになっていました。 現在ガンガンで連載中の「クロスレンジャー」も見事にその流れに乗っているような感じです。 果たして、氏のマンガはどうなるのやら・・・と思ったら、現在「Gファン」で連載中の 「華の神剣隊」。おお?!ギャグは少ないけど女性キャラも多すぎない。 しかも、伝奇物な感じ。久しぶりにいい感じです。 でも、あの絵柄で伝奇物は合わな・・・グハッ!!
ここまで散々書きましたが、本当に面白くて、大好きなマンガです。 水島以上に不死身な隊員達。さらに宇宙より謎が多いとびかげ。 無茶に人が街がフッ飛び、死にまくり、しかし気がつくと 何事も無かったかのように日常に戻っている正に不死身な連中。 本当に何事も無かったかのように戻っている不死身っぷりは本当に面白かったし大好きです。 とにかくハチャメチャで、無茶なこのマンガ。ギャグマンガ好きなら一読の一冊です。 良く考えなくても、私がギャグマンガを好きになったのはこのマンガのおかげです。 特に人がフッ飛んだり無茶な展開だったりするギャグマンガはこれから好きになったんだよなぁ。
ちなみにアニメ化もされたようです。しかし、とびかげの仮面に何も書いていないなど 気に入らない点盛りだくさん故、見てません。

2001/12/02

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